分科会・研究委員会
分科会・研究委員会は,会員のニーズをもとにした特定の分野についての学問・技術交流の場です。現在(2022年4月),18の分科会,1の技術分科会,1の研究委員会があり,会員ならどなたでも参加できます。なお、参加方法等の詳細は分科会、研究委員会へお問い合わせください。
各分科会では,その分野での問題点をテーマとした研究会が年2~6回ほど開かれています。分科会によっては,実務講座なども開催し,講演や講義だけでなく,日常の加工上の問題点を実例討論サンプルとして持ち寄り,全員でその解決策を討議する活動なども行っています。
* のついている分科会・研究委員会は独自のサーバーにリンクしています。
分科会・研究委員会(設立年) | 内容 |
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ロールフォーミング分科会 (S48) |
ロールフォーミングの成形理論,ポケットウェーブや反りその他の形状不良の防止技術,電縫管・軽量形鋼・異形管・デッキプレート・建材等の成形プロセスの改善およぴ新成形法などに関する研究会ならびに見学会,年1回の公開セミナー |
圧延工学分科会 * (S50) |
圧延理論、数値モデル解析、板、形、棒線、管材圧延技術、圧延設備工学、圧延制御工学、圧延工場および圧延機メーカ見学会、大学・研究所見学会 |
プロセス・トライボロジー分科会 * (S51) |
各種重塑性加工の潤滑間題、トライボロジーの基礎、試験法、見学会および研究討論会(年4回)文献情報WG |
チューブフォーミング分科会 (S53) |
加工技術および二次成形性と造管技術について研究会(最新加工技術・研究成果発表、年5回程度)文献資料調査及ぴ紹介、研究機関・メーカ見学会、普及広報活動(セミナー、初心者向け講習会) |
板材成形分科会 (H20) (旧板金プレス成形分科会) |
深絞り、せん断、曲げ等に関するSMF(Sheet MetaI Forming)セミナ、SMF見学会 |
鍛造分科会 * (S60) |
鍛造の理論・技術・機器・周辺技術に関する研究集会、班活動および実務講座、国際冷間鍛造グループとの交流 |
高エネルギー速度加工分科会 (S60) |
高速変形理論、加工プロセス解析、加工事例研究、特許等の情報収集、関連分野企業等の見学会 |
プラスチックプロセス分科会 (S62) |
射出成形、押出成形、ブロー成形、塑性加工、複含材料、材料設計、CAE、成形機、定例研究会(4回)、PPセミナー、講習会、見学会 |
半溶融・半凝固加工分科会 (S63) |
半溶融加工プロセス、半凝固処理プロセス、数値シミユレーション、などに関する研究会、並びに見学会 |
粉体加工成形プロセス分科会 (H1) |
粉体成形、粉末冶金に関する研究発表・討論・情報交換、会社見学 |
押出し加工分科会 * (H8) |
押出し加工、生産事例研究、情報交換、研究動向調査、研究会 |
金型分科会 (H14) |
あらゆる金型技術に関する内外の研究動向・問題点の調査、技術情報の収集・分析、評価。金型技術の開発・研究に関する産学官の協力体制の構築、公的研究資金獲得の支援。研究会、見学会、外部講師を含む講習会を年3~4回程度開催する。 |
プロッセシング計算力学分科会 * (H17) |
基礎理論,有限要素法を中心とした離散化解析法,各種加工のシミュレーション,文献調査および紹介,セミナー開催,有限要素法入門セミナー開催,学会誌連載 |
ナノマイクロ加工分科会 * (H13) |
ナノ・マイクロメートル・オーダーの加工を指向した新しい加工技術に関する調査, 研究を行います.ナノ・マイクロ形状転写加工,加工の力学,表面,工具・金型技術 ,マイクロファクトリー,等々 |
ポーラス材料分科会 (H27) |
軽量化等に有効なポーラス材料について,もの作りの観点から,塑性加工技術の適用や変形挙動の力学的解明などをはじめ,溶解,凝固,粉末冶金,接合,表面処理,積層造形など他の分野との連携も視野に入れて先駆的な調査・研究を実施し,新しい技術の提案と展開を図る. |
プロセス可視化・知能化技術分科会 (H29) |
プロセスセンシング,シミュレーション,CAE技術(最適設計),デジタル制御技術,データサイエンスなどプロセスの見える化,知能化に関する要素及びシステム技術の調査・研究及びセミナー・見学会開催を行う. |
医療材料加工分科会 (R2) (旧・生体医療材料加工技術研究委員会(H26)) |
医療関連研究を積極的に推進する塑性加工研究者および技術者の育成.生体医療材料加工研究事例の蓄積.新たな研究ニーズおよびシーズの収集および研究トレンドの提案.関連研究助成の獲得による研究推進バックアップ. |
レーザ加工分科会(R2) | レーザ技術の応用は塑性加工の分野においても拡大しており、その重要性が増しつつある。本分科会は、他学協会とも連携した情報交換を通して、レーザを応用した塑性加工技術の発展に寄与する。 |
伸線技術分科会 (S51) |
研究集会(分科会、年2回)、引抜き講習会、研究班・小委員会(孔ダイス伸線とロ一ル《圧延》伸線に関する研究班、年2回)文献情報収集・資料配布(資料配布および解説を年2回実施) |
CFRP成形加工研究委員会 (H28) (旧・炭素繊維強化複合樹脂成形研究委員会(H24)) |
炭素繊維強化複合樹脂の自動車分野への応用をめざして熱可塑性CFRPの研究開発がさかんになってきている状況を踏まえ,研究会,見学会を開催して熱可塑性CFRPの成形技術に関する調査・情報交換を行うとともに,技術開発相談,および共同研究等を企画・実施する. |